斎主(読み)いわいぬし

精選版 日本国語大辞典 「斎主」の意味・読み・例文・類語

いわい‐ぬしいはひ‥【斎主】

  1. 〘 名詞 〙いわい(斎)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「経津主(ふつぬし)の神〈斎主(イハヒヌシ)の神とも申。今の檝取(かとり)の神〉」(出典神皇正統記(1339‐43)神代)

さい‐しゅ【斎主】

  1. 〘 名詞 〙 祭の儀式中心になって行なう人。
    1. [初出の実例]「右毎年十一月上卯日鶏鳴、斎主潔斎、遙拝奉幣於神社」(出典:延喜式(927)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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