斎国(読み)サイコク

デジタル大辞泉 「斎国」の意味・読み・例文・類語

さい‐こく【斎国】

大嘗祭だいじょうさいのとき、悠紀殿ゆきでん主基殿すきでんに供える饌米せんまいを作るために卜定ぼくじょうされた国。古くは、都の東西から各一国を定めた。

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精選版 日本国語大辞典 「斎国」の意味・読み・例文・類語

さい‐こく【斎国】

  1. 〘 名詞 〙 大嘗祭の時、悠紀(ゆき)主基(すき)の両殿に供する饌米(せんまい)を作るために特に定められた国。都の東西から一国を定め、東を悠紀斎国、西を主基斎国とした。明治以後は、京都以東・以南の地方を悠紀、以西・以北を主基と定めた。

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