斎藤寿雄(読み)サイトウ ヒサオ

20世紀日本人名事典 「斎藤寿雄」の解説

斎藤 寿雄
サイトウ ヒサオ

江戸時代末期〜昭和期の医師 衆院議員(政友本党)。



生年
弘化4年2月10日(1847年)

没年
昭和13(1938)年2月17日

出生地
上野国甘楽郡高瀬村(群馬県富岡市)

学歴〔年〕
大学南校

経歴
大学南校で学び、医師となる。郷里の群馬県高瀬村(富岡市)で医院開業検疫官、北甘楽郡立病院副院長、郡衛生会会頭、郡教育会会長、群馬県医師会会長、医師購買組合理事長、信用販売生産購買組合長などを歴任。一方、小幡村議、北甘楽郡議、群馬県議を経て、明治31年から衆院議員(政友本党)に当選3回。富岡女学校、甘楽キリスト教会を設立し、また小学校の給食普及にも尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤寿雄」の解説

斎藤寿雄 さいとう-ひさお

1847-1938 幕末-昭和時代前期の医師,政治家
弘化(こうか)4年2月10日生まれ。大学南校でまなび,郷里の群馬県高瀬村(富岡市)で医院をひらく。群馬県会議員をへて,明治31年衆議院議員(当選3回,政友本党)。富岡女学校,甘楽(かんら)キリスト教会を設立し,また小学校の給食普及にもつくした。昭和13年2月17日死去。92歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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