斎藤時頼(読み)サイトウトキヨリ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤時頼」の解説

斎藤時頼 さいとう-ときより

?-? 平安時代後期の武人,僧。
斎藤以頼(もちより)の子。一説に斎藤茂頼の子。平重盛の臣だったが,養和元年(1181)山城法輪寺で出家。理由は建礼門院雑仕女(ぞうしめ)横笛との悲恋とも,求道心のためともいう。のち高野山にのぼり,平家敗走後おとずれた平維盛(これもり)を出家させたという。通称は滝口時頼入道。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む