斎藤玄(読み)サイトウ ゲン

20世紀日本人名事典 「斎藤玄」の解説

斎藤 玄
サイトウ ゲン

昭和期の俳人



生年
大正3(1914)年8月22日

没年
昭和55(1980)年5月8日

出生地
北海道函館市

本名
斎藤 俊彦(サイトウ トシヒコ)

学歴〔年〕
早稲田大学商学部卒

主な受賞名〔年〕
蛇笏賞(第14回)〔昭和55年〕「雁道」

経歴
昭和15年「壺」を創刊し、主宰句集に「舎木」「飛雪」「玄」「狩眼」「雁道」「無畔」。「斎藤玄全句集」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤玄」の解説

斎藤玄 さいとう-げん

1914-1980 昭和時代の俳人。
大正3年8月22日生まれ。西東(さいとう)三鬼,石田波郷師事。昭和15年郷里の北海道函館市で「壺」を創刊,2度の休刊をへて終生主宰する。55年自らの生死の不思議をみつめた「雁道(かりみち)」で蛇笏(だこつ)賞をうけ,同年5月8日死去。65歳。早大卒。本名は俊彦。初号は三樹雄。句集に「舎木」「玄」など。
格言など】明日死ぬ妻が明日の炎天嘆くなり(「斎藤玄集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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