斗ノ内村(読み)とのうちむら

日本歴史地名大系 「斗ノ内村」の解説

斗ノ内村
とのうちむら

[現在地名]北淡町斗ノ内

机南つくえみなみ村の南西にあり、北から西にかけては海に面する。常隆寺じようりゆうじ山系裾野が海浜部まで下りており、全体に平地はなく急斜面上に開ける。斗ノ内川が北流して海に入る。海岸沿いを西浦にしうら街道が走る。正保国絵図に計内浦とみえ、高二四九石余、天保郷帳では計之内村とあり高三九九石余。反別戸数取調書には斗ノ内村と記され、反別三六町八反余、高五四五石余、うち七五石を中尾佐五右衛門ら三人の給人が知行し、四七〇石余が蔵入分。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android