斜め沈込み(読み)ななめしずみこみ

最新 地学事典 「斜め沈込み」の解説

ななめしずみこみ
斜め沈込み

oblique subduction

収束するプレート境界である海溝のなかで,二つのプレートの相対運動ベクトルの方向が,プレート境界の方向,すなわち海溝の方向と斜交している場合の沈み込みのこと。この沈み込みの場合,沈み込まれる上盤プレートの火山フロント付近などの強度の小さい地殻内に横ずれ断層が形成され,それより海溝側(前弧)が海溝と平行に移動することが多い。西南日本下へのフィリピン海プレートの沈み込み,千島海溝南部での太平洋プレートの沈み込みが典型的な例である。参考文献:Fitch(1972) Jour. Geophy. Research, Vol. 77: 4432

執筆者:

参照項目:斜交度
参照項目:前弧スリバー

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 木村

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む