精選版 日本国語大辞典 「斥鷃」の意味・読み・例文・類語 せき‐あん【斥鷃】 〘 名詞 〙 「荘子‐逍遙遊」で、鵬(おおとり)と対比されている小鳥。うずらに似るとされる。ひいて、小人物、小知のたとえ。[初出の実例]「かの斥鷃(セキアン)が蓬生の宿は、膝をいるるに過ねば、大鵬の雲の万里をうらやまず」(出典:俳諧・本朝文選(1706)三・譜類・百鳥譜〈支考〉)[その他の文献]〔淮南子‐精神訓〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例