斥鷃(読み)せきあん

精選版 日本国語大辞典 「斥鷃」の意味・読み・例文・類語

せき‐あん【斥鷃】

  1. 〘 名詞 〙荘子‐逍遙遊」で、鵬(おおとり)と対比されている小鳥。うずらに似るとされる。ひいて、小人物小知のたとえ。
    1. [初出の実例]「かの斥鷃(セキアン)蓬生の宿は、膝をいるるに過ねば、大鵬の雲の万里をうらやまず」(出典:俳諧・本朝文選(1706)三・譜類・百鳥譜〈支考〉)
    2. [その他の文献]〔淮南子‐精神訓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む