斧琴菊(読み)ヨキコトキク

デジタル大辞泉 「斧琴菊」の意味・読み・例文・類語

よき‐こと‐きく【×斧琴菊】

よき・琴・菊の模様を染め出して、「善き事を聞く」の意を寓したなぞ染め。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「斧琴菊」の意味・読み・例文・類語

よき‐こと‐を‐きく【斧琴菊】

  1. 〘 名詞 〙 謎染めの一種。斧(よき)と琴と菊の花の模様を染め出し、「良き事を聞く」の意を表わすもの。よきこときく。
    1. 斧琴を菊
      斧琴を菊
    2. [初出の実例]「よき ことを きく といふ昔模様。謎染(なぞぞめ)の新形浴衣」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

よき‐こと‐きく【斧琴菊】

  1. 〘 名詞 〙よきことをきく(斧琴菊)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む