新両替町一丁目(読み)しんりようがえちよういつちようめ

日本歴史地名大系 「新両替町一丁目」の解説

新両替町一丁目
しんりようがえちよういつちようめ

[現在地名]中央区銀座ぎんざ一丁目

京橋から南下する通町(東海道)沿いの両側町。北東は京橋川沿いの河岸や与作よさく屋敷、東は裏河岸の三十間堀さんじつけんぼり一丁目、西はゆみ町と南紺屋みなみこんや町。南北に続く新両替町四町の北端に位置し、この四町は銀座何丁目ともよばれた(御府内備考)。寛永江戸図には新両替町とあるが、寛文新板江戸絵図では銀座となっている。銀座という町名は慶長一七年(一六一二)駿府から銀座が江戸へ移され、京橋南方の当地に四町の屋敷地を与えられて置かれたことに由来し、寛政一二年(一八〇〇)に銀座が蠣殻かきがら町へ移転したのちも銀座の名称が残った(御府内備考)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android