新井洞巌(読み)アライ ドウガン

20世紀日本人名事典 「新井洞巌」の解説

新井 洞巌
アライ ドウガン

明治〜昭和期の日本画家



生年
慶応2年4月10日(1866年)

没年
昭和23(1948)年5月2日

出身地
上野国(群馬県)

本名
新井 信吉

経歴
長井雲坪菅原白竜高森砕巌南画を学ぶ。明治29年から18年間、日本各地をはじめ中国洞庭湖などを旅した。吉川英治に“最後の南画人”と評された。著書に「南画の描き方」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「新井洞巌」の解説

新井洞巌 あらい-どうがん

1866-1948 明治-昭和時代前期の日本画家。
慶応2年4月10日生まれ。長井雲坪(うんぺい),菅原白竜,高森砕巌に南画をまなぶ。明治29年から18年間,日本各地をはじめ中国の洞庭湖などを旅した。吉川英治に最後の南画人と評された。昭和23年5月2日死去。83歳。上野(こうずけ)(群馬県)出身本名は信吉。著作に「南画の描き方」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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