新保兵次郎(読み)シンポ ヒョウジロウ

20世紀日本人名事典 「新保兵次郎」の解説

新保 兵次郎
シンポ ヒョウジロウ

昭和期の洋画家



生年
明治41(1908)年3月13日

没年
昭和52(1977)年9月10日

出生地
新潟県長岡市玉蔵院町

学歴〔年〕
日本美術学校中退

主な受賞名〔年〕
光風会特賞〔昭和27年〕「白石のある風景」,日展内閣総理大臣賞〔昭和43年〕「森の朝」

経歴
小糸源太郎師事。昭和8年帝展に初入選、翌9年にも帝展に出品し、以後新文展に出品摺る。戦後は日展に出品し、21年「書窓」、22年「笛」で連続特選を受賞、以後出品依嘱となった。また戦前から光風会展にも出品し、戦後同会会員となり、27年には「白石のある風景」で光風会特賞も受けた。36年日展審査員、翌37年日展会員、43年日展評議員となり、同年「森の朝」で内閣総理大臣賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「新保兵次郎」の解説

新保兵次郎 しんぽ-ひょうじろう

1908-1977 昭和時代の洋画家。
明治41年3月13日生まれ。小糸源太郎に師事。昭和8年帝展に初入選。日展で21年,22年連続特選,37年会員,43年内閣総理大臣賞。光風会会員としても活躍。昭和52年9月10日死去。69歳。新潟県出身。日本美術学校中退。作品に「森の朝」「帰巣」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android