共同通信ニュース用語解説 「新出生前診断の連携施設」の解説
新出生前診断の連携施設
日本医学会の運営委員会が2月にまとめた新出生前診断の指針で新設された認定の枠組みの一つ。より要件の厳しい基幹施設と協力して検査を実施できる。検査について十分な知識を持つ産婦人科医の常勤が要件。臨床遺伝専門医の資格を持つか専門の研修を受けた医師が検査の前後に遺伝カウンセリングを行う。カウンセリングや陽性判明後の確定検査は基幹施設でも行える。以前の体制では認定された施設数が少なく、地方ではアクセスが悪いことなどから無認定施設へ多くの妊婦が流入する問題が起きていた。
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