新堀川町
しんほりかわまち
[現在地名]金沢市堀川町・西堀川町
本堀川町と堀川片原町の出会いの広見(笠市)から北へ、東の本堀川町にほぼ並行して延び、北端は堀川川除町と交わり堀川七ッ屋に続く通りの両側町。
元禄三年(一六九〇)の金沢火災で堀川片原町・新堀川町で九八軒が焼失(「続漸得雑記」加賀藩史料)。同九年の書上(「片岡孫作筆録」加越能文庫)には堀川七ッ屋の次に地子町として記されている。文化八年(一八一一)の家数一九二、うち組合頭大河端屋茂右衛門組九〇(うち武家一八・小者二九)、町人の職業は稼二八、魚・鳥商七、笠骨細工六など。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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