新奥村(読み)しんおくむら

日本歴史地名大系 「新奥村」の解説

新奥村
しんおくむら

[現在地名]武川村新奥

釜無川の支流小武こむ川の左岸氾濫原への出口近くに位置する。北と西に山を負い、その懐に集落を形成し、北風を避けることから、俗称「ひなたうさぎ」という。地元では「しんのく」または「しんごく」と発音する。天正一〇年(一五八二)八月一六日に青木尾張守に宛てて「深奥之郷拾六貫文」ほかが(「徳川家印判状写」譜牒余録)、翌一七日には折井市左衛門に「新奥之内弐貫文」ほかが(「徳川家印判状写」御庫本古文書纂)、宛行われている。同年一二月七日に青木(譜牒余録)折居(御庫本古文書纂)両者に改めて先の知行地が渡された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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