新小路町(読み)しんこうじまち

日本歴史地名大系 「新小路町」の解説

新小路町
しんこうじまち

[現在地名]岩国市錦見五丁目の大部分

慶安元年(一六四八)に武家地錦見新にしみしん小路の末端の地方を、町地に編入した長さ四五間余の新町。家と人は町方に属したが、土地は地方のままである。

享保増補村記」によれば家数一四軒。宝暦一一年(一七六一)の新小路町屋敷帳では、総間口九〇間余に延び、家数二二軒、ほかに間口六間の横借屋一軒があり、町年寄享保(一七一六―三六)頃から二代続いて米屋助右衛門が勤めた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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