新山下(読み)しんざんした

日本歴史地名大系 「新山下」の解説

新山下
しんざんした

[現在地名]鶴岡市泉町いずみまち山王町さんのうまち

龍覚りゆうかく寺の南にあり、道の東側に南北に続く給人屋敷地。南西代官だいかん町が続く。地名は龍覚寺境内にある新山権現にちなむ。延宝六年(一六七八)の城下絵図では五〇間・三一間。付近は田となっている。うち川と西方溜池とを結ぶ内川旧河道にあたる低地で、新山田圃とよばれたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android