新御足軽町(読み)しんおあしがるまち

日本歴史地名大系 「新御足軽町」の解説

新御足軽町
しんおあしがるまち

[現在地名]能代市御指南ごしなん

能代町の東端、西にとみ町・てら町、北に日吉ひよし神社があり、東は米代川河畔(現中川原)

寛保元年(一七四一)の「代邑聞見録」に、御足軽町の次に「新同町」とある。「旧記抜書之ケ条」(三輪家文書)の元禄一五年(一七〇二)に「御材木場御普請ニ付御足軽二十四軒之屋敷被召上、新屋敷ヘ被移置候」とある。

享保一三年(一七二八)能代町絵図(能代市役所蔵)には、東西に延びる道の南側に間口四間の屋敷地が一三、北側には間口四間余が五、五間が四、六間と八間が各一並んでいる。北側の家並真ん中から北へ道が延びて、古御足軽町へ通ずる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android