新撰和歌集(読み)シンセンワカシュウ

精選版 日本国語大辞典 「新撰和歌集」の意味・読み・例文・類語

しんせんわかしゅう‥ワカシフ【新撰和歌集】

  1. 平安前期の私撰集。四巻。総和歌数は三六〇首。紀貫之撰。醍醐天皇のかねてからの命により、土佐守在任中の延長八~承平四年(九三〇‐九三四)に「古今集」を中心に撰集したが、天皇崩御のため奏覧の機会を失した。春秋・夏冬と歌を対比させ、歌合風の体裁をとっている。紀貫之が帰京後に執筆した漢文の序がある。新撰和歌。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む