新星型変光星(読み)しんせいがたへんこうせい(英語表記)nova‐like variable

世界大百科事典 第2版の解説

しんせいがたへんこうせい【新星型変光星 nova‐like variable】

新星のように突然大規模に明るさを変える星。激変星cataclysmic variableともいう。このグループに属する星としては,新星,再帰新星,矮(わい)新星の三つがある。爆発の際の増光は,新星で10等級以上,再帰新星で8~10等級,矮新星で3~5等級である。新星型変光星は赤色星と白色矮星からなる近接連星系で,赤色星は近接連星系のロッシュの限界を満たし,赤色星から白色矮星へガスが流出している。流出したガスは白色矮星のまわりを円盤状に取り巻き,徐々に白色矮星へ降り積もっていく。

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世界大百科事典内の新星型変光星の言及

【変光星】より

…脈動変光星は,星自身が膨張と収縮を繰り返すために明るさが変化する星である。物理的変光星としてはそのほかに,新星に代表される突然明るさを大きく変える新星型変光星(激変星ともいう),新星より規模が大きく星全体の大爆発である超新星,太陽フレア(太陽面爆発現象)を大規模にしたようなフレアが観測されているフレア星などがある。また星間雲の中から生まれたばかりの星おうし座T型星は,誕生の際の余波で不規則な変光をする物理的変光星である。…

※「新星型変光星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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