日本歴史地名大系 「新瀬戸村」の解説 新瀬戸村しんせとむら 富山県:中新川郡立山町新瀬戸村[現在地名]立山町新瀬戸上段(うわだん)段丘の南部、瀬戸新村の西に位置。北は小林(こばやし)村、南は上末(うわずえ)村。文禄二年(一五九三)加賀の前田利長が尾張国から陶工をよび、窯を築かせた地で、その総称瀬戸村の内。下瀬戸村の陶工孫市の次男九左衛門が寛永一七年(一六四〇)に末上野(すえうわの)村の釈迦堂(しやかどう)坂に新窯を築き、新瀬戸窯とよんだのに始まるという(五百石地方郷土史要)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by