デジタル大辞泉 「新生血管」の意味・読み・例文・類語 しんせい‐けっかん〔‐ケツクワン〕【新生血管】 既存の血管から分岐して新しく形成された血管。胎児の成長過程、創傷の治癒過程などで形成されるが、関節リウマチなどの慢性炎症や糖尿病網膜症、悪性腫瘍などの疾患にも関与している。例えば、癌細胞は新生血管を作り出すことによって、酸素や栄養を取り込んで増殖し、血流に乗って転移する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例