デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「新田佳浩」の解説
新田佳浩 にった-よしひろ
昭和55年6月8日生まれ。3歳のときに事故で左前腕を負傷して切断。小学3年でクロスカントリーをはじめる。種目はクロスカントリー,バイアスロン。冬季パラリンピック(障害クラスLW8:立位)では4大会に出場し,平成14年ソルトレーク大会のクロスカントリー5kmで銅メダル,18年トリノ大会では日本選手団の旗手をつとめ,22年バンクーバー大会では日本選手団主将をつとめ,クロスカントリー10kmクラシカルとクロスカントリースプリント1kmクラシカルの2種目で金メダルを獲得。26年ソチ大会ではクロスカントリー20kmクラシカル4位,スプリント1km12位,フリー10km17位,混合リレーは7位。その間,平成15年世界選手権クロスカントリー10kmで金メダル,20-21年シーズンのワールドカップ総合クロスカントリーで総合2位など活躍。日立ソリューションズ所属。岡山県出身。筑波大卒。