日本歴史地名大系 「新田宿村」の解説 新田宿村しんでんじゆくむら 神奈川県:座間市新田宿村[現在地名]座間市新田宿・相模が丘(さがみがおか)五―六丁目相模川の東、鳩(はと)川の西にあり、東と北は宿(しゆく)村、南は四谷(よつや)村、西は相模川を隔てて愛甲(あいこう)郡中依知(なかえち)村・関口(せきぐち)村(現厚木市)に対する。座間郷に属し、正保国絵図には「座間新田」とある。「風土記稿」によれば、元和八年(一六二二)代官守屋行広が検地を行った時より新田宿と称したという。近世の支配は、旗本青山領、幕府直轄領、久世(のち下総関宿藩)領、再び幕府直轄領となり、宝永四年(一七〇七)以降旗本岡部領となる。天保初期の家数七三(風土記稿)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by