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新羅帳籍 しらぎちょうせき

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世界大百科事典 第2版の解説

しらぎちょうせき【新羅帳籍】

朝鮮,統一新羅時代の村落の概況を記録した文書で,1933年に日本の正倉院で発見された。〈新羅村落文書〉などともいう。755年もしくは815年の作成と思われる。3年に1度作成された調査記録の断片であり,現在の忠清北道清州付近に存在したと思われる4ヵ村の現状を記録している。記載内容は村名,村域,戸口数,牛馬数,耕地面積,桑などの樹木数であり,耕地面積を除いて過去3年間の増減も詳細に記載されている。これによって,当時の村落が10戸前後,人口総数100名前後の小さな自然村落であったことがわかる。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の新羅帳籍の言及

【村】より


[むらの歴史]
 本来のむらは生活と生産の場であるだけでなく,とくに近代以前にあっては血縁・地縁共同体の性格を色濃くもっていた。具体的にさかのぼりうる最古のむらとして,正倉院に偶然文書(新羅帳籍)が残った8~9世紀ころの忠清道の4ヵ村の例では,各むらは100人程度の人々が住み,周囲8000歩程度の独自のテリトリーをもっており,水田や畑だけでなく,麻,桑,クルミ,松などの樹木が栽培されていた。周辺にはどこのむらにも属さない土地が広がっており,それがむらの中に取り込まれるのは高麗時代以後のことである。…

※「新羅帳籍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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