収取(読み)しゅうしゅ

精選版 日本国語大辞典 「収取」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しゅシウ‥【収取】

  1. 〘 名詞 〙 金品などを受け取ること。収受
    1. [初出の実例]「乾坤埋却没門関、収取即今為雪山」(出典:狂雲集(15C後)雪団)
    2. 「国家其須要の品物を直に民より収取する事は」(出典:泰西国法論(1868)〈津田真道訳〉二)
    3. [その他の文献]〔史記‐貨殖伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「収取」の読み・字形・画数・意味

【収取】しゆう(しう)しゆ

ひきとる。〔史記、貨殖伝〕齊の俗、奴を賤しむ。而して(てうかん)獨り之れを愛貴す。黠奴(けつかつど)は人の患(うれ)ふるなり。唯だのみ收取して之れをひ、漁鹽賈の利をふ。

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