日本歴史地名大系 「方木田村」の解説 方木田村ほうきだむら 福島県:福島市荒川南岸地区方木田村[現在地名]福島市方木田・南町(みなみまち)阿武隈川とその支流荒川(須川)右岸およびその旧河床の合流点南西端に位置し、北は福島村・八木田(やぎた)村、西は吉田(よしだ)村、南は郷野目(ごうのめ)村・小島田(こしまだ)村。奥州道中が通り、荒川対岸に福島城下の江戸口がある。文安二年(一四四五)一〇月一七日の伊達持宗施行状(国分文書)に信夫(しのぶ)庄「保木田郷」とみえ、国分筑後は勲功の賞として郷内の「一宇須河波田」を与えられている。永正一七年(一五二〇)四月佐藤孫右衛門は「ほしき田の郷」内の赤沢一宇、年貢一貫文の地を安堵された(同月二日「伊達稙宗安堵状案」同文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by