方言区画(読み)ホウゲンクカク

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「方言区画」の意味・読み・例文・類語

ほうげん‐くかくハウゲンククヮク【方言区画】

  1. 〘 名詞 〙 ある地帯を方言上の特色によっていくつかの地域に分けること。また、そのくぎりかた。日本で、東部方言西部方言・九州方言の三大区に分け、東部方言をさらに北海道方言・東北方言・関東方言に細分するなど。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の方言区画の言及

【方言】より

…これらの世代差は,歴史上つねに続いてきて将来も続くはずの,方言の変化,日本語の長期的変化の中間段階である。
【日本語の方言区画】
 各地の方言を,相互の地域差という観点から総合的に性格づけて,地図上で区分するのが〈方言区画〉である。しかし,これはそう単純なものではなく,どんな言語現象を重視するかで,いろいろな分け方が考えられる。…

※「方言区画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む