方言区画(読み)ホウゲンクカク

デジタル大辞泉 「方言区画」の意味・読み・例文・類語

ほうげん‐くかく〔ハウゲンククワク〕【方言区画】

方言差異により地域を区分したもの。日本では、本土方言琉球方言に二大別し、前者を本州方言と九州方言とに分け、さらにそれぞれを細別する。

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精選版 日本国語大辞典 「方言区画」の意味・読み・例文・類語

ほうげん‐くかくハウゲンククヮク【方言区画】

  1. 〘 名詞 〙 ある地帯を方言上の特色によっていくつかの地域に分けること。また、そのくぎりかた。日本で、東部方言西部方言・九州方言の三大区に分け、東部方言をさらに北海道方言・東北方言・関東方言に細分するなど。

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世界大百科事典(旧版)内の方言区画の言及

【方言】より

…これらの世代差は,歴史上つねに続いてきて将来も続くはずの,方言の変化,日本語の長期的変化の中間段階である。
【日本語の方言区画】
 各地の方言を,相互の地域差という観点から総合的に性格づけて,地図上で区分するのが〈方言区画〉である。しかし,これはそう単純なものではなく,どんな言語現象を重視するかで,いろいろな分け方が考えられる。…

※「方言区画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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