旅は憂いもの辛いもの(読み)タビハウイモノツライモノ

デジタル大辞泉 「旅は憂いもの辛いもの」の意味・読み・例文・類語

たびいものつらいもの

旅先では知人もなく、とかく心配やつらいことが多いものである。

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精選版 日本国語大辞典 「旅は憂いもの辛いもの」の意味・読み・例文・類語

たび【旅】 は 憂(う)いもの辛(つら)いもの

  1. 旅行は知った人もなく、頼る人もないから、とかく心配や辛いことが多いものである。昔の旅行は、修行の場ともいわれるほど、不便で苦難連続であった。
    1. [初出の実例]「末はてしなき渡海の旅路。あだ安うなんでも面白からんと存らるるは甚の相違成べし。旅はういものつらいものとは諺にさへ云はずや」(出典:浮世草子・略縁起出家形気(1769)五)

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ことわざを知る辞典 「旅は憂いもの辛いもの」の解説

旅は憂いもの辛いもの

旅先には頼りとする人もなく、またその土地事情も知らないのでとかく心配事やつらいことが多いものだ。

[解説] 昔の旅行は修行の場ともいわれるほど、不便で苦難の連続でした。

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