旅人算(読み)たびびとざん

精選版 日本国語大辞典 「旅人算」の意味・読み・例文・類語

たびびと‐ざん【旅人算】

〘名〙 算数応用問題一つ。速さ、時間および距離についての関係を使って解く問題。旅人を例にとった問題が多いのでこの名がある。「AはBの五〇キロメートルさきを歩いている。A、Bがそれぞれ一時間に三キロメートル、五キロメートル歩くとすれば、BがAに追いつくのにどれくらいの時間がかかるか」の類。

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デジタル大辞泉 「旅人算」の意味・読み・例文・類語

たびびと‐ざん【旅人算】

文章題の一。二人の旅人の歩く速さ・時間・距離の三つの関係をもとに、出会ったり追いついたりするのに要する時間や距離を求める計算

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世界大百科事典(旧版)内の旅人算の言及

【算術】より

… 解 1人分を1個増したとき,必要数が4+2=6個増したのだから,人数は6人,ミカンの数は3×6+4=22個。
[旅人算]
 (1)甲が毎時3kmの速さで歩く。甲の出発後2時間のとき乙が同じ地点を出発して毎時5kmの速さで追いかけるとすれば,乙が甲に追いつくのは,乙の出発後何時間後か。…

※「旅人算」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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