旅心(読み)タビゴコロ

精選版 日本国語大辞典 「旅心」の意味・読み・例文・類語

たび‐ごころ【旅心】

  1. 〘 名詞 〙
  2. たびごこち(旅心地)
    1. [初出の実例]「旅心立ゐにつきてくるしきはなにはのあしのうらいたみ哉」(出典:狂歌・銀葉夷歌集(1679)五)
  3. 旅に出たいと思う心。
    1. [初出の実例]「此春思ひたち都へのぼり候。旅ごころ、筑紫の海の船出して」(出典:車屋本謡曲・箙(1478頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む