旅心(読み)タビゴコロ

デジタル大辞泉 「旅心」の意味・読み・例文・類語

たび‐ごころ【旅心】

旅をしているときの心持ち。旅の心。旅情。たびごこち。「旅心を味わう」
旅に出たいと思う気持ち。「旅心を誘われる」
[類語]旅愁旅情客愁かくしゅう里心帰心

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精選版 日本国語大辞典 「旅心」の意味・読み・例文・類語

たび‐ごころ【旅心】

  1. 〘 名詞 〙
  2. たびごこち(旅心地)
    1. [初出の実例]「旅心立ゐにつきてくるしきはなにはのあしのうらいたみ哉」(出典:狂歌・銀葉夷歌集(1679)五)
  3. 旅に出たいと思う心。
    1. [初出の実例]「此春思ひたち都へのぼり候。旅ごころ、筑紫の海の船出して」(出典:車屋本謡曲・箙(1478頃))

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