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旅愁 りょしゅう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

旅愁
りょしゅう

横光利一長編小説。 1937~46年発表。二・二六事件から日中戦争勃発にかけてのファシズム台頭期を時代背景とし,知識青年の思想的動揺と彷徨を,複雑な人間関係の織りなす愛の形とともに描いている。

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デジタル大辞泉の解説

りょ‐しゅう〔‐シウ〕【旅愁】

旅先で感じるわびしい思い。たびのうれい。客愁(かくしゅう)。

りょしゅう【旅愁】[書名]

横光利一の小説。昭和12~21年(1937~46)発表。未完。パリを主要舞台として矢代と千鶴子との恋愛を軸に、東洋と西洋、伝統と科学などの問題を主題にした作品。

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百科事典マイペディアの解説

旅愁【りょしゅう】

横光利一の長編小説。1937年―1946年,《東京日日新聞》などに断続発表。渡欧する青年矢代耕一郎宇佐美千鶴子の恋愛を中心に,東洋と西洋の相克,科学と伝統の問題など,当時の日本の知識人が直面した精神的苦悩を描く。

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デジタル大辞泉プラスの解説

旅愁

日本の唱歌の題名。作曲:オードウェイ。訳詞:犬童球渓(いんどうきゅうけい)。発表年は1907年。2007年、文化庁日本PTA全国協議会により「日本の歌百選」に選定。

旅愁

日本のポピュラー音楽。歌は女性歌手、西崎みどり。1974年発売。作詞:片桐和子、作曲:平尾昌晃テレビ朝日放送系で放送された時代劇、必殺シリーズ第4作目の「暗闇仕留人」の主題歌

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世界大百科事典 第2版の解説

りょしゅう【旅愁】

横光利一の長編小説。1937年から46年にかけて各紙誌に断続して連載され,作者の死によって未完。1936年横光が新聞社の特派員として渡欧した折の見聞に端を発した作。その年から翌年の日中戦争突入のころまでが全編の時代背景となっており,その前半はパリが主要舞台。〈歴史の実習かたがた近代文化の様相を視察〉に渡欧する矢代耕一郎は船中で宇佐美千鶴子と知り合い,いっしょにチロルへ旅に出たりもするが,この2人が帰国後,ようやく結納をかわすあたりまでが後半に描かれる。

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大辞林 第三版の解説

りょしゅう【旅愁】

旅先でいだくわびしい感じ。旅のうれい。 「 -をなぐさめる」

りょしゅう【旅愁】

小説。横光利一作。一九三七(昭和一二)~46年発表。未完。パリを主要舞台に近代知性を備えた青年の恋愛を中心にしながら、日本と西欧、伝統と科学など作者晩年の課題を投影した作品。

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