旅舟(読み)たびぶね

精選版 日本国語大辞典 「旅舟」の意味・読み・例文・類語

たび‐ぶね【旅舟・旅船】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 旅人を乗せる舟。客船
    1. [初出の実例]「げに遠き江に旅舟の三河に渡す八つ橋の」(出典:謡曲・景清(1466頃))
  3. 地元の船である地船(じぶね)に対し、よそから来た船をいう。港側の受入れ方にいろいろちがいがあったので区別していった。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android