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客船 カクセン

8件 の用語解説(客船の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

かく‐せん【客船】

きゃくせん(客船)

きゃく‐せん【客船】

旅客輸送用の船。旅客船(りょかくせん)。かくせん。

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百科事典マイペディアの解説

客船【きゃくせん】

主として旅客を輸送する船。海上運送法では旅客定員13名以上の船を旅客船としており,復原性,救命設備,居住設備などについて貨物船とは別の規制を受ける。一般に,純客船でも高級雑貨,郵便などの小貨物は積載する。
→関連項目貨客船商船

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世界大百科事典 第2版の解説

きゃくせん【客船 passenger ship】

旅客の輸送を主目的とする船。旅客船ともいう。法律上は旅客定員が12名を超える船はすべて客船として取り扱われ,復原性,救命設備,居住設備などについての規制を受ける。したがって,貨客船,連絡船,フェリーボートなどもそのほとんどが法律上は客船である。しかし,一般には客船といえば,クイーン・メアリー号(イギリス),クイーン・エリザベス号(イギリス)に代表される巨大で豪華な高速定期客船を指す場合が多い。このように高速定期客船は,1880年代から1950年代までの約80年にわたって世界中の航路で活躍し,とくにヨーロッパアメリカを結ぶ大西洋航路では,当時の列強諸国がその国威をかけた優秀船が投入され性能を競った。

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大辞林 第三版の解説

かくせん【客船】

きゃくせん【客船】

旅客船りよかくせん 」に同じ。かくせん。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

客船
きゃくせん

旅客船」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

客船
きゃくせん

おもに旅客を運ぶ商船。旅客だけを運ぶ船を純客船、旅客と貨物の両方を運ぶ船を貨客船というが、内容、外観ともに純客船に近ければ一般には客船とよばれる。ただし法規上は、貨物設備の多少にかかわらず、13名以上の旅客設備をもった船は客船として扱われ、人命の安全のためにもっとも厳しい安全基準が課される。客船は、豪華な設備やデザイン、快速性、乗り心地のよさ、安全性などを誇り、かつてはその国の工業水準を代表するものとされた。クイーン・メリー号(1936年建造、8万0774総トン、イギリス)、クイーン・エリザベス号(1940年建造、8万3673総トン、イギリス)などの豪華客船が現れ、日本でも秩父(ちちぶ)丸(1930年建造、1万7498総トン)、浅間丸(1929年建造、1万6947総トン)などを外航航路に就航させていた。しかし客船の収益性はしだいに悪化し、また航空機の発達により旅客を奪われ、有名な客船は次々と姿を消していった。
 日本の外航純客船は、にっぽん丸(1972年に旧2代目あるぜんちな丸が改装され初代にっぽん丸として運航し76年に引退。1977年旧セブンシーズ号が改装され2代目にっぽん丸として運航、9745総トン、1990年竣工の新造船3代目にっぽん丸の就航とともに引退)と新さくら丸(1981年見本市船から純客船に改装、1万6431総トン)の2隻のみであった。その後、この2隻にかわって、1989年(平成1)日本初の本格的新造客船ふじ丸(2万3340総トン)、おせあにっくぐれいす(5218総トン)の2隻が就航を開始し、この年は「クルーズ元年」といわれた。その後も3代目にっぽん丸(1990年就航、2万1903総トン)、飛鳥(あすか)(1991年就航、2万8856総トン)、ぱしふぃっくびいなす(1998年就航、2万6518総トン)など大型豪華客船が就航、2000年現在おもなものは7隻(うち2隻は日本資本の外国籍船)となった。世界的な高速化、効率化の下で客船の活動分野は狭まる一方であったが、欧米においては1980年代から、日本でも1990年代から、定期横断客船にかわって巡航客船(クルーザー)の旅が普及し始めた。日本では飛鳥などが世界一周クルーズを運行している。[森田知治]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の客船の言及

【貨物船】より

…貨物を運ぶことを目的とする商船。各国とも法規(日本の場合は〈船舶安全法〉)によって旅客定員12名以下のものを貨物船と定義しており,旅客定員が12名を超えるものは客船の扱いを受ける。 19世紀中ごろから20世紀前半までは国際間の旅客輸送においては船がその中心を占め,客船全盛の時代であり,貨物船も旅客設備をもつものが多かった。…

【商船】より

…商船とは経済上の目的に用いられる船の中で,とくに旅客および貨物を運搬するものを指し,日本の商法でも,商行為を為す目的を以て航海の用に供するものと定義している。商船はさらに法規上では,旅客定員が12名を超える旅客船(客船)と12名以下の貨物船(非旅客船ということもある)に分類される。貨客船は旅客定員のうえでは客船に入るが,旅客のほかに貨物を積むものである。…

※「客船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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