旗商ひ(読み)ハタアキナイ

デジタル大辞泉 「旗商ひ」の意味・読み・例文・類語

はた‐あきない〔‐あきなひ〕【旗商ひ】

米相場などで、現物なしに相場の上がり下がりだけを見て空売買をし、利益を稼ぐこと。また、その人。
「今ひとり北浜の―する人」〈浮・一代女・三〉

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「旗商ひ」の意味・読み・例文・類語

はた‐あきない‥あきなひ【旗商・端商】

  1. 〘 名詞 〙 米相場などで、現物なしに、相場の上がり下がりを見て投機的な空(から)売買をし、さやをかせぐこと。また、その商人
    1. [初出の実例]「北浜のはた商(アキナヒ)する人」(出典浮世草子好色一代女(1686)三)

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