旗巻峠(読み)はたまきとうげ

日本歴史地名大系 「旗巻峠」の解説

旗巻峠
はたまきとうげ

大内おおうち南の青葉あおばから福島県相馬そうま初野はつの方面に越える県境の峠。標高二六〇メートル。阿武隈山系の主脈を越えて海辺へ下るかなり高峻な峠道であるが、近世期、仙台藩領南端に位置して相馬藩領につらなり、とくにその本拠中村なかむら(現相馬市)への最捷路でもあって重視されてきた。大内村に境番所はじめ石留番所・石改番所が置かれたのも、この峠越えに備えてであった。天正一三年(一五八五)、伊達政宗が相馬氏との一戦に勝ち意気揚々とこの峠越えに引揚げる際、「旗巻」の名を付けたという伝承がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む