既倒(読み)キトウ

デジタル大辞泉 「既倒」の意味・読み・例文・類語

き‐とう〔‐タウ〕【既倒】

すでに倒れていること。→狂瀾きょうらんを既倒にめぐらす

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精選版 日本国語大辞典 「既倒」の意味・読み・例文・類語

き‐とう‥タウ【既倒】

  1. 〘 名詞 〙 すでにたおれていること。→きょうらん(狂瀾)を既倒に廻らす
    1. [初出の実例]「トロツキーの決死的努力に依て、辛ふじて頽瀾を既倒に挽らすを得た」(出典:ロシアに入る(1924)〈荒畑寒村〉露都で見聞した人)

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普及版 字通 「既倒」の読み・字形・画数・意味

【既倒】きとう(たう)

すでに倒れる。衰亡する。唐・韓〔進学解〕百川へて之れを東せしめ、狂瀾倒に廻(めぐ)らす。先生の儒に於ける、勞せりと謂ふべし。

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