日ノ山(読み)ひのやま

日本歴史地名大系 「日ノ山」の解説

日ノ山
ひのやま

東岐波ひがしきわの北東端、瀬戸内海に突出した月崎つきさきの北側にある。標高一四六メートル。

「注進案」には「日野山」と記し、萩藩の狼煙場山となっていた。その受継ぎについては「但東受継狼煙場当郡(吉敷郡)秋穂筈倉山迄二里位、西南当村の内黒崎迄一里半位」と記す。永禄八年(一五六五)正月一一日付の伊藤家文書(「注進案」所収)に「ひの山」とみえ、中世はすでに狼煙場はあったと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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