日下部太郎(読み)くさかべ たろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日下部太郎」の解説

日下部太郎 くさかべ-たろう

1845-1870 幕末武士
弘化(こうか)2年6月6日生まれ。越前(えちぜん)福井藩士。慶応3年藩第1号の海外留学生としてアメリカのラトガーズ大にはいる。W.E.グリフィスにまなび,理科コースを専攻。卒業目前の明治3年4月13日病死。26歳。大学から首席卒業生にあたえられる黄金の鍵が追贈される。昭和55年福井に「日下部・グリフィス学術・文化交流基金」が設立された。前名は八木八十八。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む