日中中間線

共同通信ニュース用語解説 「日中中間線」の解説

日中中間線

日中それぞれの海岸線から等距離の東シナ海上の境界線で、軍事的には、日米と中国双方が戦闘機の活動範囲の目安としてきた。哨戒機偵察機は、中間線をまたいで飛行している。日本は中間線より日本側の海域を排他的経済水域(EEZ)に当たるとしている。これに対し、中国側は沖縄付近まで大陸棚が続いており、権益を持っていると主張している。中間線付近の中国側の海域では、中国がガス田開発を進める。日本はEEZに関する見解が一致していないのに、一方的な資源開発だとして反発している。

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