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偵察機 ていさつき reconnaissance aircraft

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

偵察機
ていさつき
reconnaissance aircraft

肉眼あるいは光学器機,電波,電子装置,写真,テレビジョンなどによって敵情を上空から偵察するためにつくられた軍用機。情報収集機とも呼ばれる。人工偵察衛星が発達しても,写真などの解像力に限度があり,また特定目標の精密偵察が必要になることもあるため,偵察機の利用は当分続くものと思われる。

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デジタル大辞泉の解説

ていさつ‐き【偵察機】

写真・電子機器などを用いて敵情の偵察を任務とする軍用機。

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百科事典マイペディアの解説

偵察機【ていさつき】

敵情の探察を任務とする軍用機。戦略偵察機,戦術偵察機の別があり,初め乗員の目視によったが,今日ではすべて高性能カメラを装備し,写真を記録・分析する。敵のECM(敵の電磁波兵器を妨害する手段としての〈電子対策〉)やレーダーなどのデータを収集して対抗策を講ずるための電子偵察機もある。
→関連項目軍用機

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世界大百科事典 第2版の解説

ていさつき【偵察機 reconnaissance aircraft】

上空からの写真偵察やレーダーによる電子情報の収集を主目的とする軍用機で,一般に敵の対空火器を避けるために高空の高速性能と低空の運動性能に優れる。第1次大戦以来,軍用機はまず地上部隊を支援する偵察を目的として発達した。初期の偵察機はおもに肉眼で前線の状況や,射撃の弾着の観測を行うものであったが,現在の偵察機は写真・電子偵察を主任務として武装されている。 第2次大戦後,偵察機の存在を世に知らしめたのは,1960年5月1日にソ連領内で偵察飛行中のアメリカ空軍ロッキードU2が撃墜されて操縦士が捕虜となった〈U2型機事件〉であった。

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大辞林 第三版の解説

ていさつき【偵察機】

敵情偵察・写真撮影などを任務とする軍用機。通信・写真・レーダー・逆探知器などの特殊装備のあるものが多い。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

偵察機
ていさつき
reconnaissance aircraft

敵の状況を探るための軍用機。空からの敵情偵察はフランス革命戦争中の1794年に気球が使われたのが最初で、第一次世界大戦が始まると、誕生まもなかった飛行機が偵察用として大きな価値を認められ、そこから軍用機の歴史が始まった。偵察機を大別すると、地上部隊に密接に結び付き、周辺の監視や砲兵の弾着観測にあたる観測機(現在ではおもにヘリコプター)、戦域一帯を偵察する戦術偵察機、敵地の奥深くまで飛ぶ戦略偵察機の三つになり、無人機も一部では使われている。偵察の手段としてはカメラが長らく主体になっていたが、現在ではレーダーや赤外線装置なども用い、夜間や悪天候時の偵察能力が強化されている。また相手の発する電波を捕捉(ほそく)して、レーダーなど電子機器の能力を探り、通信の分析により動きを推測する電子偵察も重視され、平時においても電子情報収集機が活動を行っている。[藤田勝啓]

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