日本歴史地名大系 の解説 日守・仮屋尾地下式横穴墓群ひもり・かりやおちかしきよこあなぼぐん 宮崎県:西諸県郡高原町後川内村日守・仮屋尾地下式横穴墓群[現在地名]高原町後川内、北諸県部高崎町前田霞(かすみ)ヶ丘の北西、高原町と高崎(たかざき)町の間の標高二一〇メートルの丘陵上にある。遺跡名は後川内(うしろかわうち)の字日守と前田(まえだ)の字仮屋尾から付けられている。昭和四四年(一九六九)・同四五年・同五四年・同五五年に発掘調査が行われ、さらに同五六年にも確認調査がされた。これらの結果を合せ、古墳時代中期後半から後期前半の二九基の地下式横穴墓が確認され、このなかには塗朱されたものや、彩色線文が描かれたものもある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by