日曜画家(読み)ニチヨウガカ

精選版 日本国語大辞典 「日曜画家」の意味・読み・例文・類語

にちよう‐がかニチエウグヮカ【日曜画家】

  1. 〘 名詞 〙 余暇に趣味として絵を描く人。素人の画家。
    1. [初出の実例]「日曜大工、日曜画家、日曜学校━どこか白っぽくふやけた『日曜』という形容詞の中に」(出典:見知らぬ家路(1970)〈黒井千次〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の日曜画家の言及

【素朴画家】より

…正規の美術教育を受けておらず,仕事のかたわら制作する素人画家のことで,職業画家とは区別される。〈現代のプリミティーフ画家〉〈日曜画家〉とも呼ばれる。このような画家はどの時代にも存在したであろうが,20世紀になってフランスの評論家ウーデWilhelm Uhdeによりその存在意義が見いだされたのをきっかけにして,各国で多くの素朴画家が発掘され,注目をあびるようになった。…

※「日曜画家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android