共同通信ニュース用語解説 「日本のプルトニウム利用」の解説
日本のプルトニウム利用
日本は化石資源に乏しく、原発の使用済み核燃料を化学処理(再処理)してプルトニウムを抽出し、燃料として再利用する方針を掲げてきた。利用する新型炉として「ふげん」や「もんじゅ」が建設されたが、経済性の問題やトラブルなどで開発は頓挫。通常の原発で使う「プルサーマル発電」の導入も一部にとどまる。核兵器の材料にもなるプルトニウムの保有量が多くなり、国際社会からの懸念解消に向け、国の原子力委員会は2018年に保有量を抑制する方針を決めた。
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