日本の音楽(読み)にほんのおんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本の音楽」の意味・わかりやすい解説

日本の音楽
にほんのおんがく

広義には日本で行われるすべての音楽をいうが,狭義には明治以降に輸入されたヨーロッパ系の音楽と,洋楽器使用を前提として日本で作られたものを除いた日本の民族的な音楽をいう。その場合「邦楽」ともいう。その歴史は,4つの時代に大別され,4世紀以前の固有音楽時代,5~9世紀の国際音楽時代,10~19世紀の民族音楽時代,20世紀の世界音楽時代に分けられ,代表的な種目としては,雅楽,仏教音楽,平曲および琵琶楽,能,箏曲,三味線音楽,尺八楽,胡弓楽,民謡および民俗芸能の音楽,明治以後の歌謡と歌曲などがあるが,雅楽の舞楽,能,三味線音楽,民俗芸能などのように,演劇または芸能という面からも扱われるものもあり,それ以外のものでも文芸などの音楽外的要素も強く,全体的に声楽が優位であるなど,総合芸術としてとらえなければならない面が非常に多い。

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