最新 地学事典 「日本地震学会」の解説
にほんじしんがっかい
日本地震学会
Seismological Society of Japan
(1)1881年当時日本に在留していた外国人が中心となり,日本人学者も参加して樹立された世界初の近代地震学会。英文・和文の雑誌を出し,活発な活動をしたが,外国人が日本を去るとともに1892年消滅した。
(2)1929年今村明恒の提唱により地震学会が発足した。この学会は,日本の地震学は世界の地震学だという自負から,日本を冠せず地震学会と称した。その機関誌は『地震』。しかし,他の学会の例にならい1993年から日本地震学会と称することになり今日に至っている。機関誌は『地震』で,昭和の『地震』と区別し,『第2輯地震』という。
執筆者:藤井 陽一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

