日本橋一丁目遺跡(読み)にほんばしいつちようめいせき

日本歴史地名大系 「日本橋一丁目遺跡」の解説

日本橋一丁目遺跡
にほんばしいつちようめいせき

[現在地名]中央区日本橋一丁目

日本橋から約八〇メートル南東に位置し、日本橋通から東に道を一つ入った江戸時代のよろず町の一部になる。平成一二年(二〇〇〇)から同一三年にかけて発掘調査が行われた。当該地は天正一八年(一五九〇)の徳川家康入部後に形成された町地の一角にあたる。遺跡地は江戸時代を通じて町地であり、確認された生活面は上位の第一面から一四面を数える。これらの文化層は標高一・三メートルから三・五メートルまで堆積していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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