日米の通商関係

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日米の通商関係

戦後、日本の経済成長に伴い安価な日本製品が米国に大量に流入し、米国の対日貿易赤字が拡大した。米側で保護貿易の傾向が強まり、1970~80年代に両国間で大きな問題に発展。日本は繊維や自動車などで輸出自主規制を決め対立激化を回避したが、米国は農産物の市場開放を要求。米国産の牛肉オレンジが日本に流通した。米国は制裁を容易にする包括貿易法などで強硬政策を続けたが、95年に自動車交渉が決着して以降、両国間の摩擦は沈静化した。

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