日詰遺跡(読み)ひづめいせき

日本歴史地名大系 「日詰遺跡」の解説

日詰遺跡
ひづめいせき

[現在地名]南伊豆町下賀茂

青野あおの川と北側の山麓間の細長い平地に立地する。弥生時代から鎌倉時代の複合遺跡。昭和五年(一九三〇)刊行の「静岡県史」に土師器坩が出土したとみえる。同五一年から同五四年まで七回発掘調査が実施された。弥生中期後半および後期の環濠四本は幅約三メートル・深さ約二メートル。竪穴住居跡は五三基以上、方形周溝墓二一基以上が確認され、ほかに土坑や溝も多く発見された。古墳時代としては竪穴住居跡や祭祀遺物の廃棄跡と思われるものが一六ヵ所ある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む