…島原半島南部,雲仙岳の南麓にあり,南境沿いを有馬川が東流する。戦国時代は有馬氏の拠った日野江城の城下町として栄えたところで,1580年(天正8)にはキリシタン大名有馬晴信の保護のもとで有馬セミナリヨが設けられ,天正遣欧使節の4人の少年もここで学んでいる。1614年(慶長19)有馬氏は日向延岡に転封し,その後松倉氏が城主になったが,元和年間(1615‐24)に島原に移り,城は取り壊されてさびれた。…
※「日野江城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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